【Yahoo!クリエイターズプログラムにも記事執筆】
目次
「田辺温熱保養所」の外観
▼住宅街の中でひときわ目立つ、緑に囲まれた広大な敷地が田辺温熱保養所になります。
▼こちらが外観
▼こちらが入口
「田辺温熱保養所」潜入ルポ!
▼中に入るとロビーらしき空間が。ホスピタリティ溢れる奥様が迎えてくれました。
▼薬草茶なども売ってますね♪
▼薬草樽蒸し代1900円を支払って、ロッカーに貴重品を入れ中にすすみます。
▼こちらが休憩室
▼自分専用のスペースを作ります。休憩時はここでごろんと寝っ転がって、ゆっくりします。
▼私が訪れたのは12月の冬だったので、ストーブがついていました。
▼ストーブで温められたお茶
▼こちらは飲み放題です。
「田辺温熱保養所」薬草樽蒸しサウナの感想
▼更衣室ですっぽんぽんに。
▼かけ湯して薬草樽へ。湯船はありません。シャワーはあります。
▼高さ約4m薬草樽の中は薬草の香りが充満しています。っていうかこのビジュアルすごくないですか??
▼どっか~~~~~~~ん!!!
▼薬草樽で温まったあとは、樽前のゴザの上でしばし休憩。
▼薬草樽の強烈なビジュアルを動画でお楽しみください。
https://youtu.be/dD5680a-P0c
私が訪れた12月はがっつりレモングラスの香りがしました。レモングラスは9~11月がピークだそう。浴室にはいった瞬間嬉しさのあまり奇声をあげたのは私です・・・。
乾燥した薬草を鍋にかけて、その蒸気をそのまま薬草樽に送っているそうです。とにかく香りが強い!最高です。
そして樽の中は熱々です。最初は数分しか入っていられませんでした。皮膚が痛いほどの熱さ。最高に気持ち良いのですけどね。少しずつ体が慣れていっても5分が限界かと。とにかく蒸気がすごく、かなりパンチのあるサウナ室です。
私が訪れた際にご一緒したマダムたちは、それぞれ25年、40年通い詰めている超常連さんで、田辺温熱保養所への愛をたくさん聞くことができました。当時はよもぎの香りが強くて、髪の毛を洗っても取れなくくらいだったとか。今の奥様が引き継がれてから色々なハーブの香りを楽しめるようになったそうです。そして季節によってブレンドが変わるため、様々な香りが楽しめるそうです。
2度目の訪問時に教えてもらったのですが、訪れたのは4月。この日はローズマリーとオーリエが配合されていました。これから夏に向けて、オレガノ、ミント、レモンバーム、青じそ、バジルを栽培されるそうで、7月ころからその香りを楽しめるそうです。
ちなみにここの薬草樽は立って入浴するスタイルです。ちょっと変わってますよね。定員4名。静寂の空間に人間が4人立って、薬草スチームを全身から浴びる、香りを楽しむ。ちょっとシュールじゃないですか(笑)おかげでご一緒した方たちと自然と距離も縮まりますよ(*^^*)
「田辺温熱保養所」集中蒸し90分の感想
▼脱衣所の隣に集中蒸しのお部屋があります。
▼ここに寝て下から放出される薬草蒸気を浴びる感じ。
▼中はこんな風になっています。
▼たくさんの毛布をかけてもらうので蒸気が逃げません。
▼この状態で90分。途中うつ伏せになったり、横向きなったり、いかんせん90分ありますからね。
もう満足すぎて腰が抜けそう…ホスピタリティ溢れる奥様のことも、すっかりファンになってしまって、再訪をお約束して後にしたのでした(*^^*)
「田辺温熱保養所」その歴史
▼奥様からいただいた貴重な資料
▼お~薬草樽が!?
江戸にて杉田玄白に蘭方医学を学び、、オランダ語が分からなかった蘭斎は前野良沢に助けを請うた。蘭学を学んだ後、大垣に戻り、江馬蘭斎は美濃西洋医学の先駆者となりました。
そして薬草を加えた水釜を焚いて蒸気をこもらせる、蒸気風呂の原点をここ大垣の地で作られました。当時は梅毒の治療に用いられたとか。
蘭斎は92歳という長寿を医者として全うしました。
その薬草樽(蒸気風呂)を復活させたのが、田辺温熱保養所の、現在のご主人である祖父が成し遂げられました。1946年創業。70余年の歴史があります。
当時は薬草樽も多くあったそうですが、現在はここ大垣の地で薬草樽での蒸気風呂を提供するのは、田辺温熱保養所のみになったそうです。誠に勝手ながら、この素晴らしい薬草蒸しを後世にずっと受け継いでいただきたいと願うばかりです。
また近いうちに是非訪れようを思います。
「田辺温熱保養所」まとめ
サウナ室は恐らく60度くらいでしょうか。結構パンチ効いています。その後はシャワーで水風呂が楽しめますよ。髪の毛にレモングラスの香りが染み付いて、個人的に至福でした。
ここは是非、日本中の方に訪れてほしいほど、素晴らしい施設でした。JR名古屋駅からJR大垣駅までは、ローカル線でわずか30分。名古屋サ旅に来られるなら、是非立ち寄ってみてください!新しい世界が待っていますよ!最後までお読みくださり、ありがとうございました(*^^*)
「田辺温熱保養所」行き方&詳細情報
田辺温熱保養所はJR大垣駅から徒歩45分、東大垣駅から徒歩22分と少々交通の便が悪い場所にあります。車であれば無料駐車場があるので、おすすめです。
ちなみに私は大垣駅から1駅の、東大垣駅より徒歩で向かいました。結構あっという間に着きましたよ(*^^*)
再訪した日は雨だったので、大垣駅からタクシーに乗りました。帰りは奥様に頼むとタクシー呼んでもらえます。いずれも1600~1800円くらいでした。
▼大垣駅からは以下のワンマン電車に乗って1駅です。
【住所】岐阜県 大垣市波須1-515-1
【電話番号】0584-81-4528
【営業時間】10:00 ~ 17:00
【定休日】毎月5の付く日と26日休業
5・15・25・26日
※お盆・年末年始
【URL】https://r.goope.jp/dlwnsghek1985
【料金】薬草樽蒸し/大人1900円、子供1000円
集中蒸し〈肩・腰・足など〉90分3800円
【大垣駅から田辺温熱保養所までのアクセスマップ】
【東大垣駅から田辺温熱保養所までのアクセスマップ】
東京のかるまるにある蒸サウナの本家本元!「田辺温熱保養所」に行って参りました!
すごいビジュアルの樽サウナは薬草の香りがたっぷり!薬草キラーの私としては最高すぎる体験となりました。薬草樽蒸しだけでなく、集中蒸しも是非体験していただきたい!十数種類の薬草スチームに包まれて、まさに至福タイム。
素晴らしすぎる体験だったので、たっぷりの画像&動画とともに、その歴史にも触れながらルポしてみたいと思います!