【日本古来サウナまとめ記事】
目次
「塚原のから風呂」の外観
「塚原のから風呂」はJR高松駅から
琴電に乗り換え長尾駅まで約40分(450円)
長尾駅から車やタクシーだと約10分。
徒歩だと30~40分かかります。
後ほど、行き方の詳細をシェアしています。
▼こちらが塚原のから風呂の外観!
車は何台か停められます。
▼目の前には燃料と思われる薪や松葉が沢山!
▼正面から撮影
▼左側に入口があります。
▼入口までに新鮮な果物や野菜が販売されてました。
「塚原のから風呂」の歴史・由来
「塚原のから風呂」の由来は、高僧である
行基菩薩(668~749)が全国を巡国修行中に
讃岐にも訪れ際に、村人の病気を治すために
造ったことが、そのルーツと言い伝えられています。
現在のから風呂は「あつい方」と「ぬるい方」と
2種類ありますが、行基菩薩が造り現存する風呂は
「あつい方」で修繕を繰り返し今に至ります。
「ぬるい方」は明治44年に新たに造られ
混浴を避けたことが増築の理由と言われています。
(現在はどちらも混浴)
から風呂の天井材は豊島石を使い、壁と床は
石灰を混ぜた赤土が使用されています。
風呂はまず石風呂の中で松葉や薪を焚きこみ
燃え殻を外に出してから、濡れムシロと濡れゴモを
交互に重ねて敷き、塩水をかけ、その上にさらに
ムシロを敷いています。
コモは石風呂用に特別に厚く造られています。
燃え殻は暖炉代わりに使用し休憩室を暖めます。
塩が多ければ多いほど、体が温まり良いとされています。
石風呂内の画像ですが、白く見えるのが塩です。
現在は平成20年に発足した”塚原から風呂保存会”
の皆さんにより、その歴史が守られ続けています。
「塚原のから風呂」の様子はこちらの動画でどうぞ!
「塚原のから風呂」の口コミ体験談!
では早速、から風呂の口コミ体験談です!
▼中にはいると広々としたロビー
▼塚原から風呂保存会の方が受付してくださいます。
皆さんとっても優しそう(*^^*)
▼大人1人500円を支払います。安すぎる…。
▼自販機もあるので飲み物購入可能です。
▼女性用の着替え室を案内いただき持参した
服に着替え、タオルを持ってサウナ室へ!
▼草履、頭巾、座布団、毛布は無料貸出ししてもらえます。
▼準備完了!
▼塚原から風呂保存会の松木さんが
色々と丁寧に優しく案内してくださったので
最後に記念撮影していただきました(*^^*)
「塚原から風呂」ぬるい方の感想口コミ
ぬるい方の温度は奥が120度!
手前だともう少し低いそうです。いずれも3~4人入ればいっぱいな大きさです。十分に熱い!大阪から来た常連のおばちゃんが、色々と教えてくれて、世間話をしながら一緒に楽しみました(*^^*)
ジワジワと発汗が始まり、5分ほどで限界!汗がもう全身から吹き出し、服もビショビショです。は~~~~でも最高に気持ち良い!
サウナ室ではムシロ独特の香りを楽しめます。サウナ室の眼の前が休憩室なので、扉の向こう側から聞こえてくる地元のお爺ちゃん、お婆ちゃんの世間話を聞きながらのサウナタイムは、なんだか心がほっこりしました。私もサウナ後は、休憩室で寝転んで世間話に混ざったり素敵な一期一会^^
▼休憩室
▼窓からは池が見えます。
「塚原から風呂」あつい方の感想口コミ
あつい方の温度は奥が160~170度!
奥に行けば行くほど熱いです。タオルで口を覆わないと行けない程の熱さ。目も開けているのが辛い(笑)
でも不思議と毛布で体を覆っているのに、ジワジワと体全体が温まっていくのを感じます。
玉の汗が吹き出します!
1回目は3分ほどで退散。休憩室でゴロンと寝転がり休憩。
あ~~~でもこれヤバイ!ハマるかも。そんな予感がジワジワと押し寄せます。そして…
完全にハマる(笑)
至福感と爽快感が後からやってくるのですよね♪何度もあつい方に入りました(笑)最後はぬるい方でじ~っくり温まってから、から風呂を後にしました!
▼汗だくになるので、といっても
気持ちの良いサラサラ汗なのですが
シャワールームが無料で借りられます。
▼ボディソープもあります。
「塚原のから風呂」まとめ
あぁ、サウナに出逢えて良かったなぁ…幸せだなぁと心から思える、素晴らしすぎる体験でした!私は3時間じっくりと楽しませていただきました!
段々と温度が下がってくるので、1日に2度焚くそうです。焚いている間は、石風呂内は松葉がギラギラと燃えているので入れません。私は12:00のオープンと同時に行ったので、1番熱い状態の焚きたてサウナを楽しむことができました(*^^*)2度目は15:00~16:00頃だそうで(日によってズレることも)、もし行かれるのであれば、12:00ジャストが時間のロスもないでしょうし、おすすめです。
”から風呂”に入ってから、膝の痛みがなくなった…とか、起き上がれないほど元気がなかった老人が”あつい方”のから風呂に通ったら1週間で歩けるようになったetc.常連さんからそんなお話を聞くことができました。医学的に証明されていないかもですが、昔からの民間療法として、現代にも受け継がれて、実際に体調が良くなる人がいるのは素晴らしいと思いました。
個人的には、ストレスがリリースされていくような、爽快感を感じました(*^^*)そして夜は爆睡。よ~くよ~く寝れました!
私が住む名古屋からは、夜行バスで高松まで比較的安く行けるので、毎月でも通いたい!またきっと訪れたいと思います(*^^*)
「塚原のから風呂」の詳しい行き方
▼まずJR高松駅からスタート!
▼琴電の高松築港駅まで歩きます。徒歩3分程。
▼長尾駅までは38分で450円。約20分間隔で運行されています。
▼高松築港駅が始発で長尾駅が終点駅です。
▼こんな可愛いワンマン電車です
▼途中はのどかな田園風景。
▼長尾駅到着!
▼帰りの便は時刻表を参考にしてください。
▼さて長尾駅から「塚原のから風呂」までは2.6km。
歩くと30~40分かかります。
▼私は田園風景が広がる道や川沿いを歩きました!
Google Mapアプリがないとキツイかも。
タクシーだと1000円かからないくらいだそう。
長尾駅すぐにタクシー会社があるそうで
写真撮り忘れてしまったけれど駅員さんに
聞いてもらえば教えてくれると思いますm(_ _)m
「塚原のから風呂」詳細情報
【住所】香川県さぬき市昭和1050-1
【電話番号】0879-52-1202
【営業時間】12:00~21:00(水~日営業)
【定休日】毎月・火
【URL】http://karafuro.web.fc2.com/top.html
【料金】大人1名 500円(頭巾、草履、毛布、座布団の貸出し無料)
※長袖服(上下)、靴下、タオルは持参すること
【琴電長尾駅から塚原のから風呂までのアクセスマップ】
先日、香川県にある有名な古代サウナ”塚原のから風呂(空風呂)”で刺激的な体験をしてきました!ぬるい方とあつい方と2種類のサウナが楽しめ、あつい方はなんと170度の灼熱サウナ!!灼熱どころの騒ぎじゃない…。
から風呂の歴史も古く…遡ること奈良時代の1300年前となります。歴史や由来にも触れながら、実際の体験談を動画も含め、シェアしてみたいと思います!