【日本古来サウナまとめ記事】
目次
湯の峰温泉街の風景
▼湯の峰温泉は和歌山県田辺市の山奥にあります。
道中はなかなか山道で峠を越えたりします。
無料駐車場は十分あります。
▼温泉街の全体地図はこちら。
本当にこじんまりした温泉街です。
▼駐車場から見る温泉街。
山々に囲まれ空気がおいしい!
▼右手には旅館あづまや系列の
民宿あづまや荘があり、こちらは10000円以下で泊まれます。
また宿泊者は旅館あづまやの温泉(蒸し風呂含)に
無料で入浴出来るようです。徒歩1分の距離。
▼左手にはすぐ旅館あづまやが見えます。
▼眼の前には川と思いきや温泉が流れています。
あたり一面、硫黄の香りがプンプンです(^_^)
▼商店などで生卵を購入し、約90度の
源泉で温泉卵を作りいただくこともできます。
▼温泉街を上の方から眺めた風景です(*^^*)
旅館あづまやの外観
旅館あづまやさん自体の創業は
江戸中期から後期で、創業者は元神官だそう。
現在の建物は温泉含め昭和初期~中期頃
に建てられたもので純和風の木造建築です。
天皇皇后両陛下が宿泊になられたこともある
歴史ある非常に格式高い老舗旅館です。
▼旅館の全体
▼正面から撮影
▼少しアプローチがありまして
▼まさに老舗旅館の佇まい!
▼いざ「むしぶろ体験」へ!!!
旅館あづまやでの「蒸し風呂」体験談!
▼フロントも落ち着きのある空間。
老舗旅館と呼ばれるに相応しい重厚な雰囲気です。
ここで入泉料を支払います。
(貸バスタオル190円、小タオル購入のみ310円)
日帰り入浴の時間は13:00~15:00の2時間のみなのでお気をつけくださいね!
※2019年1月時点の情報です。
▼ロビーはこちらです。
▼フロント奥のサインを目印に
▼趣のある廊下を進むと
▼少し開けた空間があります。待合せに良さそう。
▼暖簾の先に大浴場があります。
▼懐かしさも残る風景。
▼冷水が無料でいただけます。
▼洗面所もあります。
▼真ん中が女湯、左手が男湯、右手が男湯の露天。
女湯の露天は脱衣所から直接行けます。
▼扉を開けるとこんな感じ。
▼脱衣所内にも洗面所あります。
▼無料で利用できるドライヤーと化粧水もあります。
▼右手の扉が露天へと続く扉です。
■男性用大浴場:内湯1、さまし湯1、蒸し風呂1、露天風呂1
■女性用大浴場 内湯1、さまし湯1、蒸し風呂1、露天風呂1
■家族風呂(貸切内湯)2
全てが素晴らしかったので順に
ご紹介させていただきますね。
大浴場
蒸し風呂のご紹介前に大正時代に作られた大浴場から!
▼扉を開けると眼の前に広がる大浴場。
槙風呂と呼ばれています。
▼逆方向から。壁も床も木を使用しており
浴室内に硫黄と木の香りが漂います。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープあり。
▼ふきぬけ天井の重厚な太い梁が歴史を感じます。
温度は40度ほどでしょうか。
3つある湯船のなかで1番低く入りやすいです。
蒸し風呂
そして念願の蒸し風呂は、大浴場内にあります!
▼この入口…見るだけで痺れます(*´∀`*)
▼むしぶろ。
▼扉を開けると天然蒸気が迎えてくれます。
▼壁、床、椅子、天井全てが木製。
▼4~5帖ほどの空間でしょうか。
椅子に腰掛けてみます。
もうね、硫黄の香りが堪らない!
▼小さい窓が少し開いていて換気もされています。
むしぶろは、その名の通り源泉で蒸す「むしぶろ」です。
あずまやさんは湯屋がすぐ脇にあるので、その自家泉源から湧出する約90度の源泉を、床の羽目板の下にそのまま流しています。その湯気が板間から蒸気として楽しめる、まさに天然の蒸し風呂!
温泉の多い日本でも、源泉を使用した蒸し風呂は、国内で数軒しかないそうです。この蒸気を吸い込むことで、のどの痛みなどにも効果があるそうですよ。
感想としては、サウナと言うよりはまさに蒸気浴でした。室内は、木と硫黄の香りが楽しめます(*^^*)源泉がコトコトと静かに流れる音を聞きながら、硫黄の香りに包まれての蒸気浴。癒やされないわけがないです。
加温のない蒸し風呂なので、夏と冬とで温度差が10度ほどあるそうで、訪れた1月は38度との表示がありました。寒さは感じませんでしたが、あたたかさは確かに緩め。夏のほうが蒸気も多めだそう。ですが、冬でも天然の源泉を全身に浴びるので、凄くあったまります。そして長くはいっていられました。天然温泉にも浸かりながらの蒸し風呂なので、お風呂上がりもいつまでもポカポカでした。
・蒸し風呂10分→露天で外気浴
・蒸し風呂10分→露天で外気浴
・蒸し風呂内で20分瞑想
このような感じで楽しめました(*^^*)素晴らしい時間が過ごせました。
冬は露天風呂での外気浴が、蒸し風呂の醍醐味かもしれません。
さまし湯
▼蒸し風呂前にあるさまし湯
私含め、サウナ好きな方は「さまし湯」と
聞くと水風呂かなと思ってしまいがちですが
あづまやさんに水風呂はありません。
さまし湯とは90℃前後の源泉を加水せず
適温まで自然冷却後、浴槽に掛け流している
まさに源泉100%!の浴槽のことです。
温度は42~43度くらいかな。結構熱めでした。
きっとその時によって温度差は多少あると思います。
少し白濁していて湯の華も発見(*^^*)
肌への刺激はなく優しい肌さわりでした!
露天風呂
▼露天は42度との表示がありました。
露天風呂は外気浴にピッタリ!
さまし湯後も相当あたたまるので
外気に触れられるのは有り難いです。
家族風呂もあります
▼家族風呂もあります。
▼2人程が入浴できる小さい湯船です。
▼更衣室も1~2帖ほどの広さ。
空いていたら利用しても良いそうです。
以上が、蒸し風呂体験談ルポでした!
湯の峰温泉に来たらぜひ世界遺産「つぼ湯」体験もご一緒に!
日本最古の温泉「湯の峰温泉」には、
日本最古の源泉として世界遺産に
登録されている『つぼ湯』があります。
完全貸切で利用できる貴重な機会なので
ぜひ一緒に体験されることをおすすめします(*^^*)
詳細記事は以下、私の旅ブログより
旅館あづまやでの「蒸し風呂」体験談まとめ
近隣には、世界遺産の熊野古道や、熊野三山巡り(「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」)も楽しめます。また、日本最古の神社といわれがある花の窟神社や、日本では珍しい『源泉100%かけ流し宣言』をしている温泉街「川湯温泉」もあり見どころ満載です。
時間が許すのであれば、風情溢れる最古の温泉街で1泊されるほうが、のんびりゆっくり贅沢な時間が過ごせるのではと思います。旅館あづまやさんはちょっとお高めだけど…(笑)次回はきっと泊まりで訪れたいと思います!
旅館あづまや詳細情報
【住所】和歌山県田辺市本宮町湯の峰122
【電話番号】0735-42-0012
【日帰り入浴時間】13:00~15:00
【URL】http://www.adumaya.co.jp/
【料金】大人:720円、子供(3才~小学生)410円
和歌山県の世界遺産「熊野古道」近くにある日本最古の温泉「湯の峰温泉」。その歴史は1800年と言われています。そんな秘湯に佇む「老舗旅館あづまや」さんで
日本古来の『源泉蒸し風呂』
が体験出来ると知り行ってきました!源泉をそのまま床下にひいてあるだけの、まさに天然の蒸し風呂体験は感動的でした!早速ルポしてみます!